「大日本人」

松本人志初監督作品。予想していたものと全然違う内容で、というか、ものすごい風刺の効いた内容で驚く。
■ここから先はすこしネタバレになってしまうのだが、この作品はドキュメンタリーという体裁を成しており、これを撮影している人物が頗る腹立たしくて秀逸だった。顔の見えないこの男こそが不特定多数の日本人であり、それに気付いたときにひどく気味悪いものを感じた。