パンクを直す

■自転車がパンクしたので、近所の商店街にある自転車屋さんで直してもらう。タイヤのチューブを取り出して空気を入れて、空気が漏れている箇所を探してそこに黒いシールのようなものを貼る。それからそこを鑢で削って整えて、もう一度空気を入れたチューブを水が入った金属製の箱の中に入れ、空気が漏れていないことを確認する。自転車屋さんのおじさんの手際のよい作業に感心していると、おじさんはチューブをタイヤの中に戻しながら「これは空気が入っとらんでパンクするんやよ。まめに空気を入れたってね」と、優しくたしなめるように言った。なんだかそれが妙に心に沁みた。